例えば、某大学には次世代DNAシーケンサーが何十台もあるが...
研究ネットにあった文章
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例えば、某大学には次世代DNAシーケンサーが何十台もあるが、それぞれ別々の研究室で個別に管理されており、効率的な運用がなされていない。それがために、大学院生やポスドクがテクニシャンとしての仕事をし、研究者となるための十分な教育を受けていない。さらに本来のテクニシャンの育成や雇用などの対応もできていない。
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例えば、某大学には次世代DNAシーケンサーが何十台もあるが、それぞれ別々の研究室で個別に管理されており、効率的な運用がなされていない。それがために、大学院生やポスドクがテクニシャンとしての仕事をし、研究者となるための十分な教育を受けていない。さらに本来のテクニシャンの育成や雇用などの対応もできていない。
一方、熊本大学発生医科学研究所では、12年4月からリエゾンラボ研究推進施設がスタートした。バラバラだった研究機器を集約し、管理と技術支援を行うためのテクニシャンを間接経費で雇用している。研究機器の予約はネットで行え、テクニシャンによる支援や相談も行える。研究者やその卵達は研究に専念でき、また異なる研究室に所属する学生やポスドクが自然と交流できるため、共同研究が進みやすく、各研究室の運営がガラス張りになり、アカハラなども起きにくい。加えて、そうした共通機器が整備されていれば、新たに採用された若手研究者がすぐに研究を始められる。
これは、研究費が厳しい地方大学が工夫している好事例なのだが、欧米の大学や研究所では普通に行われていることである。
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Masashi Sato
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